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査読プロセス
F1000Researchの論文は十分に査読されています。査読は招聘制であり、公開されます(査読者の名前と所属は査読レポートと一緒に公開されます)。
F1000Researchの査読プロセスは著者が主導します。つまり、著者は関連分野から査読者として適切なエキスパートを特定する責任があります。ただし、バランスを保ち査読プロセスを容易にするために、編集チームが必要に応じて適切な査読者を提案することもあります。論文出版後、著者は十分な査読を得られるまで査読者を推薦し続けることを求められます。
研究に複雑な統計分析または新しい統計手法が含まれている場合は、最初の推薦査読者の少なくとも一人が統計のエキスパートとして確かな実績があることを確認してください。また、査読プロセスの進行によって、追加の統計エキスパートを推薦するよう求められる場合があります。
査読に影響を与えたり無効とさせる可能性があるため、著者は査読プロセスについて査読者に個別に連絡をしないでください。
編集チームの役割
編集チームは、査読プロセス中に著者をサポートするため、いくつかのタスクを担当しています:
  • 査読者が基準を満たしているかを確認する
  • 著者と査読者の間の仲介者としての役割を果たす
  • 著者に代わって査読者に連絡する
  • 論文のすべての側面が査読されていることを確認する
  • 公開前に査読レポートを確認する
  • 意見論文(Opinion articles)と総説(Review articles)、または物議を醸すトピックに関する論文の場合、編集チームは著者による査読者推薦を補足することもあります。これは、公平でバランスの取れた査読プロセスを確保するために、著者と合意の上で行われます。
査読者基準
  • 資格: 通常、査読者は博士号(PhD / MD / MBBSまたは同等のもの)を取得している必要があります。博士号が不要な学問分野(教育、図書館学など)、または個人が専門知識の明確な公的記録を持っている場合は例外となります。資格要件を満たしていないために推薦査読者が却下となった場合、可能であれば、代わりに主任研究者/指導教官を招聘し、元の候補者には共同査読者の役割を果たしてもらうことを編集チームは提案します。
  • 専門性: 査読者は、関連するトピックの主要著者(lead author)として少なくとも3つの論文を出版し、過去5年間に少なくとも1つの論文を出版している必要があります。査読者の専門知識を出版記録によって測れない分野、または推薦査読者の専門知識が出版記録以外の方法で実証できる場合は、その適性について説明してください。
  • 公平性: 査読者は、著者と親しい共同研究者であったり、個人的に関係があるなど、論文の評価にバイアスをかける可能性のある利益相反があってなりません。たとえば、以下のような場合:
    • バージョン1出版前の3年間に、主要著者(lead authors)のいずれかと共著の関係にあった
    • バージョン1の出版以降、主要著者(lead authors)のいずれかと共著の関係にあった
    • 現在、著者と同じ機関で働いている
    • 著者と親しい共同研究者である
    規模の小さい/専門的な研究分野では、著者と共同研究をしていない査読者を推薦できない場合があると思います。その場合は、編集チームに連絡して、ベストな進め方について話し合ってください。
  • グローバル性:どの論文についても、所属機関の異なる研究者を査読者とすることを求めます(これは、Max-Planck InstitutesやUniversity of Californiaなどの大規模なマルチサイト機関には適用されません)。また、論文に対して国際的な視点を得るよう、さまざまな国の査読者を推薦することを強くお勧めします。推薦されたすべての査読者が同じ機関または同じ国の出身である場合、編集チームは異なる場所からの査読者候補の追加を要求する場合があります。
私たちの標準的な査読者基準があなたの研究分野に適切でないと思われる場合は、遠慮なくご連絡ください。喜んで相談させていただきます。
査読者を提案するための推奨事項と禁止事項
推奨事項
  • 論文が出版された後でも、査読者を推薦する準備をする
    著者主導のオープン査読(open peer review)を行っています。これは、論文が査読を通過する「しきい値」に達するまで、査読者を推薦するのは著者の責任であることを意味します。
  • 推薦査読者が関連する研究分野のエキスパートであることを確認する
    私たちは、著者が自身の研究分野内で査読者として最も適切な研究者を特定するのに最適であると考えるため、推薦査読者の提供を著者に依頼します。
  • 査読者のグローバルな広がりを目指す
    どの論文についても査読者は異なる機関から選ばれる必要があり、著者の所属機関の研究者を推薦してはなりません。また、論文に対してグローバルな視点を与え、研究のすべての側面を確実に査読できるように、著者には可能な限り複数の国から査読者を推薦することを強くお勧めします。すべての推薦査読者が同じ機関または同じ国の出身である場合、編集チームは、査読を続行する前に、異なる場所からの追加の査読者指名を要求する場合があります。
  • 共著者と相談する
    適切な査読者を推薦するための時間を取ることが難しい場合、または一定期間連絡が取れなくなる場合は、共著者の1人に査読プロセスを引き継ぐことを検討してください。引き継いだ場合には、こちらで連絡先を更新する必要があるため、必ず編集チームに知らせてください。
  • 不明な点を問い合わせる
    私たちにより推薦査読者が却下された場合、または査読者基準について質問や懸念がある場合は、メールでお問い合わせください。可能なオプションについて検討しましょう。
禁止事項
  • 最近、著者のいずれかと親密に共同研究を行った研究者を推薦する
    これは潜在的な利益相反であると解釈します。査読者は、著者のいずれかと同じ研究機関に拠点を置いていたり、親密な共同研究者であったり、論文出版前の3年間に主要著者(lead authors)と共著で論文を執筆していてはなりません。大規模なコンソーシアムからの調査結果やコンセンサスについて研究者らが共同発表を行った場合は例外としますので、ご注意ください。
  • 適切な専門知識を持たない査読者を推薦する
    編集チームは、適切な専門知識を持っていないと思われる査読者を招聘しません。不適切な査読者を推薦すると、査読プロセスが大幅に遅れる可能性があります。
  • 査読者に直接連絡する
    公正な査読プロセスが行われることを保証するために、編集チームは著者と査読者の仲介者として機能します。著者が査読者に直接連絡をすることは、論文の評価に影響を与えるだけでなく、当初の査読結果の提出を妨げることもできます。著者が査読者を強要している証拠が見つかった場合は、調査して適切な措置を講じますのでご注意ください。
    著者は、コメントを投稿することで、査読レポートに返信できます。
  • 査読を諦める
    F1000Researchは著者主導のオープン査読(open peer review)を行っているため、十分な査読レポートが公開されるまで、査読者を推薦するのは著者の責任となります。推薦査読者の提供に苦労している場合は、共著者に追加査読者の提案を依頼してみてください。また、査読者を見つけるためのヒントをいくつか提供し(以下を参照)、編集チームがいつでも喜んでお手伝いします。
査読者を見つけるためのヒント
適切な査読者を特定しやすくするために、メソッドのリストをまとめました:
  • あなたの論文で引用している参考文献の著者は、該当する研究分野の査読者を見つけるための良い出発点になります。
  • Google ScholarPubMedWeb of Science*およびScopus*などの文献データベース(または分野固有の他の文献データベース)で特定のキーワードを含む最近の論文を検索すると、該当する分野で現在研究を行っている著者を特定でき、適切な査読者候補を見つける助けとなります。
    研究分野のエキスパートとして、あなたの論文を査読するのに適しているだろう代表的な研究機関やセンターをご存知でしょう ー 査読者候補を見つけるために、それらの機関のウェブサイトを検索してみましょう。また、最近、共同研究を行っていない特定のエキスパートを検索してみるのもよいでしょう。彼らやポスドクの研究者が査読者として適している可能性があります。
  • Journal/Author Name Estimator および同様のツールは、関連論文を出版した著者を特定するのに役立ちます。
* これらはサブスクリプションベースのサービスであり、貴機関では利用できない場合があります。
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